次号、2008年6月号「ジェンダーフリーの論点」に、「企業の女性活用に求められる本質的な視点」という記事があります。こちらで提言しているのはOfficeWaDa代表 和田浩子さんです。1998年、日本人で初めてP&Gのヴァイス・プレジデントに就任した方です。和田さんはダイバーシティの問題を日本の企業が考えるとき、女性の問題だけにフォーカスしている点に触れています。そもそもジェンダーというのはダイバーシティの一要素に過ぎません。ダイバーシティ・マネジメントも経営戦略のひとつである人材育成戦略に位置づけられるとおっしゃっています。女性のキャリア支援を目標に掲げても、会社にとってメリットが明確でなければ女性を特別扱いする意味が失われるわけです。
P&Gはなぜ、ダイバーシティにこだわっているのか。それはお客様がダイバースしているからです。消費財メーカーとして、世界中のさまざまな国籍、宗教、文化を持つ顧客を相手にビジネスをしているのです。お客様に合った社員構成にしないと、お客様の気持ちがわからないのです。
日本はまだジェンダーで止まっています。ダイバーシティまでいっていません。製品のグローバル化はできていますが、マネジメントはグローバル化できないのです。日本企業の中には、「当社はグローバル化しています」という会社があります。でも、それは事業所が他国にあり、製品が他国に流れているだけであって、経営はドメスティックな場合があるのです。製品を輸出していることと、グロバリゼーションは違うのだ、と思いました。
また、「ジェンダーフリーの論点」には、「インド市場でのビジネスに男女の隔たりはない」という記事があります。こちらの記事の日産自動車 本広好枝さんは2005年インド日産社長に就任し、2008年4月より日産自動車 インド事業室長を務めています。インドに女性を送り込むところに、日産のすごさがあると私は感じました。本広さんは日産のダイバーシティの取り組み、ご自身の仕事、職場環境等について語っています。記事を読むとタイトルどおり、インド市場でのビジネスに男女の隔たりはないことがわかります。(岩崎 卓也)
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▽一冊からお求めになれます。2008年6月号(5月10日発売)
http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=059690608
2008/05/10
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等距離x笑顔=素敵マネージャー
Excerpt: 福猫さんところのブログエントリが強烈だったので、普段は絶対手に取らないビジネス論文雑誌「ハーバード・ビジネスレビュー」の今月号、「組織で女性の力を生かす ジェンダーフリーの論点」特集を読んできた。社会
Weblog: はいのらネコロのてこてこ日記
Tracked: 2008-05-27 20:41
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職場の雑誌ラックにあるのですが、所属部門ではほとんど手に取る人もなく、フィガロなど写真が多くて文字が少なく、気分で読めるものが人気なのが少々歯がゆいです。ちょっとした人も手に取れるような誌面に将来的になることを期待します。
弊誌をお読みいただきありがとうございます。トラックバックや貴重な御意見にも感謝いたします。また、お越しくださいませ。