2007/08/08

コンピタンシーモデルでいいのか検討していますか

経営ツールや人事関連ツールなど、マネジメントのソフトウェアについていうと、自社に合うものと合わないものがあります。導入する場合、真剣に考え検討しないといけないと思います。現在、日本企業の多くにコンピタンシーモデルが入っています。本当に自分の会社がコンピタンシーモデルで良いのか、検討することが大切です。本当に必要性があるのか? という素朴な疑問を持つことが大事なのではないでしょうか。

クリエイティヴィティを開発しよう、と良くいわれています。でも、原子力発電所や飛行機メーカー、生命にかかわるような職場で、いたずらにクリエイティヴィティが開発されたらどうなるでしょうか。開発者が創造性を発揮して自由に製品を開発していったのなら、危険なことも起こります。このような職場ではクリエイティヴィティは必ずしも必要ではないのです。

パイロットはA地点からB地点に安全でかつ、快適に乗客を届けるということが大切な仕事です。わざわざ遠回りして、北極を見に行こう、というようなことはしなくていいのです。話はそれますが、そう考えると、「パイロットって単純労働的な要素がある割に、随分給料高いなぁ」と前々から思っていました。英語を流暢に話す必要もないし、計器類は自動操縦です。確かに、目が良くなくてはいけないといった肉体的な制約がある、さらには精神的にも肉体的にも大変、ということは聞いています。それでも、ちょっと給料が高すぎると感じているのは私だけでしょうか。もちろん、人命を預かっているということで、非常に責任のある仕事だということはわかります。自己管理などをしっかりしていることと思います。そういうことを含めると、高い給料が必要なのかもしれません。そのことはわかるのですが、どうも高いと感じてしまいます。

話を戻すと、警察官などに対して求められているクリエイティヴィティは、メーカーに求められているものと性質が異なります。しかし、企業によっては自社の事業や従業員の行っている職種を考慮しきれていないまま、言葉に惑わされて新しいツールなどを入れてしまいます。自社にそのツールが合っているのかどうかは重要なことだと思っています。(岩崎 卓也)
posted by ダイヤモンド社 at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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