2006/10/28

マネジャーが部下の問題を解決するには

次号のDHBRは組織が抱えている病理に迫ります。
「受動攻撃性:変化を拒む組織の病」という論稿には、組織DNAのオンライン診断を無料で提供している企業の調査結果が載っています。回答を分析すると、世の中の4分の1以上の組織は不健全な組織に分類されるといいます。この論稿では、成人であるにもかかわらず幼児性を抱えている問題ある人を取り上げています。「言われたことをやらない」「やり過ごす」人を「受動攻撃型」と呼び、分析しています。
そのほか組織の方針に公然と反対する勢力も私たちのまわりには良く出現します。これは改革の妨げとなると指摘しています。なぜ、このような不健全な組織が生まれてしまうのか、またそれから逃れる方法はあるのか、調査結果から論じています。

「睡眠不足は企業リスクである」では、睡眠時間を削るとパフォーマンスが低下することに焦点を当て語っています。ハーバード・メディカルスクールの睡眠の権威は睡眠不足の危険性を警告し、社員も経営陣も等しく従う睡眠指針を会社として規定するべきだ、と主張しているのです。

弊誌では以前、「Cクラス社員のマネージメント」という特集を組みました。ここでは、「寛容になり諦めよう。Cクラス社員にパワーを使うのはもったいないよ」という主張が根底にあります。どうしようもないCクラス社員はどこの組織にでも一人くらいならいるものだということです。実のところ、これを発行した頃、読んで納得することで溜飲が下がった、という声が編集部にいくつか届きました。

要するに、マネージャーが部下の問題の解決をするには、ひたすら「優しくなれ」ということです。そこにいくしかないのです。あとは「どうしようもない社員は首を切る」という選択肢もありますが、日本では頻繁にはできない風習がありますね。
マネジメントをする人間にとって、最も重要で難しい問題を取り上げた次号が読者の皆さまにとって、なにかしらの刺激や参考になるよう望んでいます。(岩崎 卓也)
posted by ダイヤモンド社 at 07:32| Comment(0) | TrackBack(2) | 記事
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