2006/06/02

本を選ぶ基準

先日、私は若い人にもっと本を読むことをおすすめしました。
ところで、日々多数のビジネス書が発刊されるなか、どうすれば良質な書籍を選ぶことができるのでしょうか。読んだ後に時間を返して欲しいと思わせる書籍はつかみたくないと願うのは、忙しいビジネスパーソンにとってもっともなことです。

出版業界はご存知のとおり再販制度に守られています。もちろん再販制度のメリットは多くあるのですが、その反面粗悪品が混ざってしまうと感じるときもあります。知人から、良書かどうかを見分けるコツを聞かれることが時々あります。しかしながら、本の良し悪しは読んでみないとわからないものなのです。

とはいえ、書籍の外観には、内容が色濃く出るもので、これらが買うかどうかの判断基準になることがあります。例えば、オビのコピーワーク。しっかりとしまったコピーが書かれているものはいいですね。また、装丁、目次なども参考になります。特に実用書で目次がそっけないものは、「力を抜いているなぁ」という印象を持ってしまいます。
ほかには奥付。私の考えを「古い」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、私は奥付が最後のページにあることは、恥ずかしいことだと思っています。奥付は隠すもので、一番うしろのページは白ページか広告を入れるべきなのです。

さらに翻訳本の場合ですと、買う気が起きない本というものがあります。それは翻訳者が留学経験者、帰国直後で現在翻訳以外のビジネスを本業としているという本です。本業が別にあり、翻訳者として訓練を受けていないのですから、たいてい翻訳がうまくないわけです。時折、センスの良い人を見かけることはありますが、そのような人はごくわずかです。
私が本屋で書籍を手に取ったとき、気にする点は以上のようなことです。本を多く読まれる方には、それぞれの選ぶ基準があることでしょう。皆さんの書籍を見分ける方法はどのようなものでしょうか。(岩崎卓也)
posted by ダイヤモンド社 at 21:09| Comment(4) | TrackBack(1) | 記事
この記事へのコメント
はじめまして、こんにちは。
私は本を買うとき、何気なく著者のあとがきを読みます。特にに同ジャンルで複数の本がある場合(どれでもいい場合)、どういった想いで書かれたのか、その文章が購入するポイントとなります。これからもっと素敵な本が増えると良いですね。
Posted by Fumi。 at 2006年06月03日 15:04
Fumi。さま

確かに、あとがきにも著者の想いがでるので、参考になりますよね。
Posted by SS at 2006年06月05日 16:27
「外観は著者の思い入れのバロメーター」というのが私の持論です。耳学問をちぐはぐにつなぎ合わせただけの本と違い、著者の想うところを謳いあげた著書には自ずと著者もこだわりを持つはずで、著者の「世界観」が外観にも現れると思っています。
Posted by S.Manabe at 2006年06月25日 01:16
「外観は著者の思い入れのバロメーター」
まさにそうですね〜。
Posted by SS at 2006年06月26日 13:55
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