2006/05/12

『イノベーションのジレンマ』の著者、クリステンセンが執筆

2006年6月号が発売となりました。今月号の特集は「顧客『再発見』のマーケティング手法」です。「セグメンテーションという悪弊」の執筆者は『イノベーションのジレンマ』で有名になったハーバード・ビジネススクール教授、クレイトン M.クリステンセンら3人。顧客を職業や年齢、性別で分類するセグメンテーションの弊害を指摘しています。

マーケティングの教訓に、セオドア・レビットの「レビットのねじの穴」があります。これは「消費者は1/4インチ径のドリルを買いたいのではない。彼らがほしいのは1/4インチの穴である」というものです。つまり、大切なのは顧客が処理しなければならない「ジョブ」に焦点を当てることなのです。そのそばから、多くのマーケターはドリルの種類と価格でセグメンテーションをしている、と指摘しています。

他社と激しい競争を繰り広げているうちに、「レビットのねじの穴」の話は頭ではわかっていても、ついつい市場シェアの計算に励んでしまいがちです。自社製品の性能や価格をライバルのものと比較評価し、他社に対し優位になるよう性能、機能を追加することに注力してしまいます。しかしながら、これでは見誤ってしまうのです。耳の痛い話が多々登場しますが、本論は読者にとって、今まで見落としていたことを再考するきっかけとなるのではないでしょうか。
posted by ダイヤモンド社 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(2) | 記事
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