DHBR2006年3月号が本日発売されました。
先にお伝えしましたとおり、今月の特集は「戦略の定石 戦略の死角」です。
ところで、「戦略とは何か」と聞かれたらどう答えますか?
「『戦略人事、戦略総務』といった言葉があります。しかし、私は体制を整えることや経営の効率化をはかることは、戦略を実現させるために貢献はしますが、戦略そのものではないと思っています。マッキンゼーの言葉を借りれば、『戦略とは差別化である』。そして、多くの経営学者は『戦略とは競争優位を構築することだ』と言っています」(小誌編集長 岩崎)
今回の特集で掲載した論文には、戦略の中でもグローバル戦略について触れているものがあります。そのなかのひとつ、「シンク・ローカル アクト・ローカル」は、〈グロバリゼーションは競争優位を損なう〉、〈競争優位を生み出す「顧客の囲い込み」などはローカル市場でしか正常に機能しない〉と主張しています。
本論文はこのことを、小売業としてウォルマート・ストアーズ、非耐久消費財メーカーのペプシコvs.コカコーラ、そのほか自動車、製薬会社など、事例をふんだんに使って証明しています。
「グローバル競争とリージョナル戦略」も同様、グローバル戦略について触れています。こちらは、グローバル戦略とローカル戦略の間を埋める「地域戦略(リージョナル戦略)」をクローズアップ。具体例として記述されている「地域戦略の5つのタイプ」は、細かく戦略の内容、特徴について展開しているので参考になるでしょう。
日本にはグロバリゼーションを悲願としている企業が多く存在します。今回の特集が自社の戦略を見直すうえでのヒントとなれば幸いです。
2006/02/10
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのTrackBack URL
※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。
※半角英数字のみのトラックバックは受信されないようになっています。
